フォーサイトの社労士講座だけで合格できる?
デメリットやおすすめのコースは?
付け足した方がいい模試や参考書はある?
このような疑問にお答えすします。
今回はフォーサイト社労士講座を2年間受講したAさん(奈良県在住・40代・男性)にインタビュー。
すでに講座探しをしている人はご存じだと思いますが、
フォーサイト社労士講座は、比較サイトやランキングサイトでいつもに上位の人気講座。
ネット上の評判は、あまりにも良すぎて、逆に怪しさを感じることも。
そこで今回は
公式サイトの情報からは分からない「フォーサイト社労士講座の受講生の本音」
を伺ってみました。
それでは、Aさんお願いします。
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私が、社労士試験を受けようと思った理由
私はある大企業で勤務していたのですが、30代の間、労働組合の役員をしていました。
その労働組合では支部長までやりましたが、
労使間の話し合いなど組合活動の中で、会社が言っている事の矛盾や、現実に現場で起きて困っている事を目の当たりにして、
「本当は何が正しいのか?」
「働くという事はどういうことなのか?」
「会社側の指示は何がどこまで許されて、どこからが罪と成り得るのか?」
と疑問に思うように。
心の中で湧いてくる疑問に対して、周囲の人間に聞いてみても
誰も明確な答えを持ち合わせていません。
そんな時に「社会保険労務士」(以下、社労士)という国家資格があることを知ったのです。
労働分野のエキスパートの資格と知り
「これだ!!」
と思い、受験を決意しました。
フォーサイト社労士講座に決めた理由
フォーサイトに出会う前は、独学で不合格
社労士試験を受けてみよう・・・と決めたものの、何から手を付けていいのか分かりません。
とりあえず近所の本屋で試験対策用のテキストを数冊購入。
3カ月ほど、通勤時間を利用して1日1時間のテキストを読み流しのみで
初めての試験に挑んだのですが
結果は惨敗・・・。
基準点の半分にも届いていなかったと記憶しています。
これまで取ってきた他の民間資格はこんな感じの勉強でも合格できていましたし、
勉強すること自体は苦手ではなかったでのですが、
「とにかくこの試験は独学では歯が立たない」と痛感。
何か良い方法はないかと、YouTubeで解り易い講義を探しているときに目にしたのが
フォーサイト社労士講座のe-ライブスタディでした。
フォーサイトに決めた理由は、e-ライブスタディの解説の分かり易さ
e-ライブスタディは、勉強している感覚はなくて、
〇✕形式のクイズに答えるような感じで、子供の頃観ていたウルトラクイズを思い出してしまい、つい見入ってしまいました。
不正解の場合でも解り易い解説があり
独学の時に、本を読んだだけでは理解できなかった点がクリアになった感覚が感動的で、1時間程度の動画を思わず見入ってしまいました。
視聴後は、迷わずフォーサイト社労士講座に申し込見ました。
フォーサイト社労士講座を2年間受講
上の写真は、合格する前年の教材バリューセット2。合格後に、譲ってほしいという方が現れたので、最後のお別れに撮影したもの。
独学からフォーサイトに変えるも、1度は不合格
フォーサイト受講1年目は、バリューセット2を選択。
独学からフォーサイトに変えた結果、
2回目の試験(フォーサイト受講1年目)は、選択式28点、択一式48点で不合格。
選択式の社会保険に関する一般常識が1点及ばず・・
1年間みっちり勉強し
合格目安の1,000時間も超えていたため
今年は合格できるかもと思ったのですが。
ですが、悔しいというよりは
「あと少し、もう少し小指一本届けば難関と言われている資格に手が届く!たった1年で法律の素人がここまでできた!!」
という気持ちの方が強かったです。
自己採点で選択式1点及ばずと分かった時点で、3回目の試験に向けてすぐに勉強開始。
不合格後も、フォーサイトを継続して合格
3回目の試験は、迷わずフォーサイトの受講を継続。
コースは、バリューセット3。
「バリューセット2で1点足りなかったので、バリューセット3を選んでおけば硬いだろう」
といった感じです。
ちなみに
フォーサイト以外の通信講座は全く検討しませんでした。
たった1年で自分を合格ライン間近まで高めてくれたフォーサイトの教材と講師陣に対して、感謝しかなかったからです。
結果、3回目の試験で合格(フォーサイト受講2年目)
フォーサイトを選んだのは正解だが、コース選択には後悔もある
フォーサイト1年目の受講時、
10万円前後で抑えたいという思いからバリューセット2にしたことには、後悔が残ります。
今にして思えば、
最初からバリューセット3を申し込んでいれば良かった・・
と。
ほんの数万円の差をケチらなければ、もう1年早く合格できたかもしれないという思いは、拭いきれないですね。
さて、次項では私がどのようにフォーサイトを活用したのか紹介していきますね。
フォーサイトを受講中の方や検討中の方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
フォーサイト社労士講座を利用した勉強方法
学習初期〜中期と直前期(本試験1ヶ月前)で勉強方法が変わるので、分けて紹介していきますね。
フォーサイト社労士 学習初期〜中期の勉強方法:講義視聴・テキスト読み中心
まずは、フォーサイトの講義動画を視聴し、その後に講義動画と同じ範囲のテキストを読み・問題演習というやり方で学習を進めていきました。
テキストを読み進めて解らないことがあれば、また講義動画を視聴してからもう一度テキストを読む。
①テキストの第〇章〇ページから〇ページに当たる講義動画を視聴
↓
②該当箇所のテキスト読見込み
↓
③その後該当範囲の問題演習をこなし
↓
④間違えた問題があれば再度テキストを読み返す。
ひたすら、この繰り返しでした。
フォーサイト社労士 直前期の勉強方法:問題演習中心
直前期はとにかく問題を解きまくって自分の弱点を潰していくようにしていました。
この弱点の洗い出しは、直前期前に終えておくのがポイントです。
講義視聴・問題演習・テキスト読みの割合は、
学習初期〜中期では3:2:5ぐらいの割合だったのが、直前期(試験1月前くらい)になると1:6:3ぐらいの割合に変化していました。
フォーサイト社労士 講義動画の活用方法
講義動画の視聴方法は、特に決まっておらず
家で晩酌しながらPCでガッツリ観る時もあれば、
隙間時間にスマホで視聴することも。
直前期であれば風呂に入りながら音声だけ聴いていたりもしていました。
意識した事は、とにかく時間が許す限り、社労士試験に必要な情報に触れておくこと。
私の仕事はシフト制のため、一般的なサラリーマンより拘束時間も長く、無駄にできる時間はありませんでした。
フォーサイト社労士講座 良かった点3つ
良かった点はたくさんありますが、特に良かった点に絞ると次の3点。
- e-ライブスタディ
- スマホで取り組める一問一答形式の過去問
- 講義動画がダウンロードできた
フォーサイト社労士講座 良かった点①:e-ライブスタディで実力の把握と復習
e-ライブスタディとは、月1回開催される受講生向けのフォーサイトの配信番組。
リアルタイムで問題を解いて、その場で採点されます。
すぐに問題の正答率が出て自分の実力が今どの程度なのかよく判りました。
また、最新の法改正も解説してもらえ独学では絶対に得られない情報をそこで得ることができました。
リアルタイムで視聴できなかった場合でも、アーカイブで過去の回を視聴できるので復習としても重宝しました。
フォーサイト社労士講座 良かった点②:スマホで取り組める一問一答形式の過去問
スマホで取り組める一問一答形式の過去問は、
- 隙間時間の活用
- 苦手克服
に役立ちました。
わざわざ問題集を持ち歩かずとも、通勤時間電車で立ったままでも取り組めるのでは、時間を無駄にせず効率的に学習を進めることができました。
不正解の頻度が高い問題から出題されるため、
苦手な問題に何度も触れることで、
結果的に理解が深まったと思います。
フォーサイト社労士講座 良かった点③:講義動画がダウンロードできた
フォーサイトの講義動画はダウンロードが可能であったため、家のWi-Fi環境でダウンロードしておけば、外に行ってもどこでも通信環境やデータ料金を気にせず思い立った時に視聴できました。
また、ストリーミングで視聴した際には何回視聴済みか確認できたため
「あれ?この動画見たかな?」
となったりせず、全ての科目をバランスよく学習できたと思います。
ちなみに私は全ての動画を3回以上は視聴済みとなるようにしていました。
3回目あるいは4回目、5回目には1.5倍速で視聴しても理解できるようになっていました。
この1.5倍速で視聴しても違和感がないというのは、ある程度理解度の深さを測る目安に成ると思います。
フォーサイト社労士講座 良くなかった点
- 模擬試験が難し過ぎる
- バリューセット3に関しては送られてくる教材が多すぎてこなし切れない
- e-ライブスタディのチャット機能
上記3点が良くなかったです。
フォーサイト社労士講座 良くなかった点①:模擬試験が難し過ぎる
本当にフォーサイトの模試は難し過ぎます。
合格できた年ですら模擬試験で基準点を超えられたことはありませんでした。
なので、これからフォーサイトの受講する方へは
「模試は気にしなくていい!」
とアドバイスさせて頂きます。
模試の復習に時間と労力を割くのであれば通常の講義視聴・問題演習・テキスト読みに尽力することをお勧めします。
フォーサイト社労士講座 良くなかった点②:教材が多すぎて、こなし切れない
バリューセット3に関しては送られてくる教材が多すぎて、こなし切れない方がほとんどかと思います。
余計な部分を削った教材であることは解っていますが、それでも
送られてくる教材の量とそれをこなすスピードが釣り合わず、
最後は押しつぶされそうになります。
私の場合は、拘束時間が長く休みも少ない状況であったため、最後は仕事中も人の目を盗んで学習に取り組んでいました。
働きながら、このバリューセット3のカリキュラムを完璧にこなす事はかなり大変です。
合格したいと思ったら仕方ない事でもあるのですが・・・。
フォーサイト社労士講座 良くなかった点③:e-ライブスタディのチャット機能
e-ライブスタディは、誰でもチャットでコメントできるのですが、
他人を見下すコメントをする人がいました。
さらに
講師の方は、そのコメントに対して
まるで学校の先生の様な感じで、かなり厳しい態度で指摘。
当然といえば、当然なのですが。
他人を見下すコメントも目にして不快ですし、
講師の厳しい態度も合わさって、
勉強に集中したい身としては
「なんだこれ?」
となってしまいました。
私以外にも不満を抱いた方もいたと思います。
フォーサイト社労士講座をおすすめできる人
これまで見てきた点を踏まえて、私が考えるフォーサイトをおすすめできるのは次のような人です。
フォーサイト社労士講座をおすすめできる人の特長
- 初学者の人
- 計画通りに行動を管理できる人
- 最後まで諦めない人
フォーサイト社労士講座をおすすめできる人①:初学者の人
初学者の人の方が素直に講義内容を吸収できます。
何回か受験経験があり、失敗した回数の多い方だと講師の言う事にも突っ込んでしまいそうで、実際にそういう方はいると思います。理屈はいいから、まず言われるままにやってみる。
そして、それができる人となるとベテラン受験生より初学者の方が良いと思います。
フォーサイト社労士講座をおすすめできる人②:計画通りに行動を管理できる人
山のように送られてくる教材にひるまず取り組めることが大事。
〇〇日までに、この問題集を最低〇回はやっておく!と決めて実践していける方でなければ、前に来た教材まだ手をつけてないけど、もう次の教材来たよ。などとなってしまいます。
計画を立てて、その計画に沿って行動できる。また、例え一時計画通りにこなせなかったとしても自分なりにプランを練り直し修正できなければ学習ペースが修正できなくなります。
フォーサイト社労士講座をおすすめできる人③:最後まで諦めない人
記念受験や、とりあえずやってみようと言う気持ちであれば時間とお金の無駄になってしまいますので辞めておくべきです。一年目の私のように本屋で適当に買った本を読んでおけば、その様な方はそっちの方がちょうど良いかと思います。
逆に次のような人には、おすすめできません。
フォーサイト社労士講座をおすすめできない人の特長
- 完璧主義の人
- 聞かれていること以外を考えてしまう人
- ノートを綺麗にまとめる人
フォーサイト社労士講座をおすすめできない人①:完璧主義の人
ここで言う「完璧主義」とは、1つのことを理解してからでないと次に進めない人のこと。
社労士試験の範囲は膨大ですので、1つを完璧に理解してから次に進むということは無理ですし、そんな風に勉強していたら1年では絶対に時間が足りません。
半分くらいしか解っていないけど、とにかく次、次とペースを崩さないように勉強する必要があります。
フォーサイト社労士講座をおすすめできない人②:聞かれていること以外を考えてしまう人
「〇〇の場合どうなるの?」
「この場合では正解でも、こういうケースでは?」
などと自分の中で取りとめなく考えが広がってしまう方にはお勧めできません。
そういうケースバイケースでの考えは実務になってからで十分。とにかく最初は聞かれている事だけに確実に答えられるようになるべきです。
フォーサイト社労士講座をおすすめできない人③:ノートを綺麗にまとめる人
ノートをまとめないと気が済まない方にはお勧めできません。
フォーサイトのテキストは、それ自体がすでに綺麗にまとめられたノートになっています。
自分のノートをまとめるのは時間の無駄でしかありません。
フォーサイト社労士 正規受講者に本音でQ&A
フォーサイト社労士講座の受講体験:まとめ
自分としては、この通信講座に出会えてよかったと本当に思っています。
仕事の内容的に予備校に通うというのは無理でしたし、時間、費用、全ての面で最短で合格まで導いてくれたと思っています。
また、社労士講座選びに悩んでいる方にも自分の経験を踏まえて安心してお勧めはできますが
「大事な事は自分がこの講座と決めた講座に拘る」
ことだと思います。
「今年は○○の講座でダメだったから、次の年は○○の講座にしてみよう」と言う人は結局どこの通信講座を選んでも結果は同じだと思います。
同じ通信講座だからこそ年度が違ってもテキストの構成も同じ、問題集のローテーションも同じ
という事が分かっている分、回数を重ねれば理解が深まるはずです。
どこの講座を選ぶかも大切なのですが、最後はその方の執念だと思います。
また、独学で学習されている方には通信講座に切り替える事を絶対にお勧めします。
確かに費用は掛かってしまいますが、それ以上に時間や効率が上がります。
テキストの読み込み中心の学習では、よほど地頭が良い人でなければ難しいと思います。
目で見て、音で認識してインプットとアウトプットをひたすら繰り返して、そうやって五感の全てを総動員しなければ勝てない試験だと思います。
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- 不合格体験談:Tさん(千葉県・40代・男性)
≫ 「私には合わなかった」フォーサイト社労士講座で不合格|正規受講者の実体験
受講期間:6ヶ月
勉強時間:800時間
(選択式:26点 / 択一式:49点)
受講コース:バリューセット1 - 合格体験談:Bさん(大阪府・20代・女性)
≫ 「バリューセット1だけで合格」フォーサイト社労士の体験談|模試は要らない
受講期間:8ヶ月
勉強時間:690時間
(選択式:31点 / 択一式:48点)
受講コース:バリューセット1
- 評判・口コミ
→【評判】フォーサイト社会保険労務士講座を解説!口コミ調査と体験レビュー - 最安講座のスタディングと比較
→「実際に受講して比較」スタディング VS フォーサイト【社労士の通信講座】
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